2013年06月より約3カ月間に渡りワシントン州シアトルに短期留学をされたミホさんの留学体験記です。Seattle Pacific University で授業を行う語学学校 A.C.E. Language Institute に在学されました。1959年生まれで留学当時のご年齢は54歳。栄養カウンセラーの勉強にも励まれている大変素敵な女性です。ミホさんの充実した留学生活(もちろんプライベートも)は実年世代で留学を検討されている方に大きな励みになるものと思いますし、若い世代の方にとっても参考になるはずです。
1話: 留学を成功させるために | 2話: 素晴らしい女学生生活・生活編 | 3話: 素晴らしい女学生生活(学校編) |
4話: 素晴らしい女学生生活(生活編) | 5話: 素晴らしい女学生生活(健康編) | 6話: 素晴らしい女学生生活(最終編) |
第5話 「素晴らしい女学生生活・生活編」
みなさん、こんにちは!
近々、留学生活に入る方もいらっしゃると思います。『学校』、『健康』に続き、今回は『生活』についてのお話しさせてくださいね。
一口に『生活』…と言っても幅が広すぎて語りきれず、一体どこを切り口にすれば良いのか迷ってしまいますが、ここでは「実生活に役立ったもの」や「喜ばれたお土産」と「学習に役立ったサイト」などについてお伝えしたいと思います。
このご時世、留学に限らず生活必需品と言えば、衣類、化粧品など身の回り品や携帯電話、PC、電子辞書、デジカメ、クレジットカードなどなど当然ですね。私は、リュックと海外旅行用の一番大きなスーツケース2個に分けて生活必需品を詰め込み、颯爽(!?)と旅立ったのであります。
現地では大学の学生アパートメントに住むのですが、さてさて、どういう物が役立ったでしょうか??
生活環境の相違により異なると思いますが、私の場合、MIYACO さんからご紹介いただき日本で契約しておいた US DOCOMO 携帯電話、現地で引き出せる Money T Global の Cash card、温泉宿の薄いタオル、超軽量羽毛掛布団、ダウンジャケット、タイツと Seattle 近郊の地図…などが大活躍だったのです。
DOCOMO USA Wireless の携帯電話は、電話機代無料の最低機能の一番シンプルな機種を選びました。基本料金$15(ぐらいだったと思う)には無料通話が100分付加されていたと思います。現地の友人や Tutor との打ち合わせはすべてこの携帯電話の Text 機能(アルファベットのみ)で大変便利で快適に利用でき、特に目覚まし機能は毎日の朝友でした。Seattle ではネットワークのインフラが整っており、どこでも PC ネット接続が簡単なため、機能豊富な機種は不要。携帯電話は一番シンプルな機種で十分。おかげさまで経済的で助かりました。
Money T Global の Cash card は現地のほとんどの ATM で使用可能なため、現金を必要以上持ち歩くことはありません。ATM の操作性は日本と変わりなく快適です。安価な支払いもクレジットカードが気軽に使えるので Cash Card は数回利用した程度でした。
薄い温泉宿のタオルは洗濯が楽ですぐに乾きますし、気温の変化に対応するための羽根布団や防寒具は大助かりでした。特にタイツは現地ではビックリするほど高価でしたので、持参していて正解でした。
現地地図…。これは出発する前に現地での生活のイメージ作りのために購入したものですが、学生アパートメントでは広い壁に貼って、友人の家をプロットしたり、行った先々にマーカーを入れて自分の行動範囲の広がりが地図で確認できることがとても楽しみでした! 国内で地図調達が難しければ現地の本屋で早いうちに購入されることをお勧めします。
日ごろのお食事
驚きましたね~『UWAJIMAYA』さん! Seattle のダウンタウン近くにある大きな日本食(中心の)スーパーなんです! 驚くほどの品揃えですよ~! 鮮魚、精肉、納豆、豆腐、海苔、新茶、インスタントラーメン、カップヌードル、レトルトカレー、青ネギ、ゴボウなど和食素材の野菜や、お寿司、焼きそばなども売っていました。私は滞在中の3か月間、毎週末、リュック背負って『UWAJIMAYA』まで、American Kobe Beef(日本の約1/3から1/4程度の価格)や魚、野菜を買いに片道約1時間の道のりを毎回わくわくしながらバスで通いました。お茶や海苔は日本からの輸入品ですが、納豆、豆腐は日本人が多く住む California から。レトルトカレーはなぜかビーフやポークなど肉入りカレーはなく、どれも野菜カレーだったように思います。(ご注意!! 日本から肉入り食品、ラーメン類、ふりかけは持ち込めず、税関で没収されます)
もうひとつ! 素敵です。『DAISO』さん! 現地で2店舗見つけました。価格は$1.5か$4の商品プラス Sales tax で、急須、食器類、文具、洗面具、ピクニック用品など現地スーパーの半分以下の価格買えるんです。他国留学生のために、学校の Shopping Guide に掲載していただきました。(どちらかと言うと先生方の方があまりの安さと品質に喜んでいたような…)
お土産は趣味の問題があるので難しいところですね。私の場合は、現地の友人やお世話になった先生方にプレゼントする予定で、真珠製品、浮世絵コピー(神保町の本屋で調達)、風呂敷、和風のハンカチ、鈴の根付…あ! そうです! 巾着袋は喜ばれましたよ! あの類の袋はオリエンタルの文化なのかもしれません。
さあ! 準備ができたところでスーツケースにパッキング! 空いたところには箱ティッシュとスーパーのレジ袋を押し込んで、当面、現地でバカ高い箱ティッシュを買うことはありませんでした。
洋服をご心配される方がいらっしゃるかと思います。サイズはかなりバラエティがあり、小柄な私にもちょうど良いサイズ(XXS)の服がたくさんそろっていました。滞在中は思い切って現地ファッションを見習ってみるのもひとつの勉強。ぜひ現地を楽しみましょう!! Be American !! ですね!
さぁ、みなさん!! Please refer these websites below and let's just try to talk like Americans!!
English Central / TED.com